プロジェクターの高画質化には暗室作りが大事

ホームシアターを作るからには、できるものであればきれいな映像を楽しみたいはずだ。もちろん高級なプロジェクターほど映像がきれい(高画質)という傾向にはあるのだが高級な機材を買えばいいってものでもない。ホームシアターで何よりも大事なのは部屋の暗室化だ。最近はリビングシアターが増え、明るい環境でのホームシアターも増えてきた。今回部屋の明るさによる映像の見え方をレポートする事にしよう。

最近はリビングシアターという事もあり、部屋を多少明るくしてみている方が多い。。。らしい。果たして画質に影響はないものか。

高画質な映像を楽しむには部屋の暗室化から

『なぜ映画館って真っ暗にして映画を楽しむのでしょうか?』
理由は簡単です。暗い方が映像がきれいだからです。これって家庭でのホームシアターにも同じ事が言えるんすね。

近年リビングシアター急増もあってか部屋を暗くせず明るい状態でホームシアターを楽しむ方が急増しているらしいです。お子さんがいる環境などどうしても部屋を真っ暗にする事ができない方は別として、それ意外の方については『もったいない!!』とつっこみたくなる。どれだけ部屋の明るさで映像の見え方が変わるのか検証いたしましょう。

三種類のホームシアター環境

シアタールームの環境として、『完全暗室』『視聴位置だけ明るい部屋』『全体が明るい部屋』の3種類を作ってみました。

完全暗室

▼完全な暗室
もちろん室内ではお互いの顔や形すらわからないシアタールームです。ホームシアターの環境としてはこの暗室状態が一番良いとされています。。もちろん私も映画を見るときはこの完全暗室での視聴となります。

スポット照明によるシアタールーム

▼視聴位置だけ明るい
最近は、映画を見ている最中でも手元、足元がわかるよう視聴位置にだけスポットライトを当てるというパターンが増えているらしい。直接スクリーンに光が当たるわけでないのでまだ状態はよさそうだが映像にどんな影響があるのでしょうか!?。

明るい環境でのシアタールーム

▼明るい部屋
普通の部屋くらい明るい状態であります。昔のプロジェクターだとプロジェクター自体の明るさがないため視聴は困難でした。しかし近年のプロジェクターは比較的明るいランプを使うようになっており、こういった明るめの部屋でも意外にきれいに映る事もある。私の持っているプロジェクターだとどのくらいきれいに見えるのか正直楽しみではあります。

今回の画質比較実験で使用した機器

そして今回使うプロジェクターとスクリーンは下記の通りです。

▼DLA-HD350 最大明るさ 1000lm
DLA-HD550

スクリーン → BDR2214WM(シアターハウス)

間接照明と完全暗室の画質差を比べる

リビングシアターらしく、手元にのみ明かりを当てプロジェクターから映し出される映像のクオリティーがどんなもんかさっそくチェックしてみます。

視聴位置だけを照らすスポット照明ですが、もちろんプロジェクタースクリーンも少なからず照らしてしまうし、視聴者に当たった光がスクリーンへ反射する事も十分に考えられます。やっぱりスクリーン付近で照度を測ってみると『5ルクス』の明るさがありました。

マウスを乗せる前が「スポット照明」、マウスを乗せた後が「暗室」です。

スポット照明によるプロジェクター画質

5ルクスという微弱な明かりながらも、プロジェクター映像を比較してみると違いはすぐわかります。

少しの明かりで、プロジェクター映像の黒の締りがわるくなり、全体的にコントラスト感が失われのっぺりした感じになってしまった。

色の見え方も全然違っており、特に違いが見えるのは海の色です。完全な暗室だと透き通ったような青々しい海が見えますが、スポット照明が少し当たるだけで海の色がくすんでしまった。『お子さんがいて真っ暗にすると危険』というのは別にして、プロジェクター本来のきれいな映像を楽しむんでしたら、部屋を完全に暗くして視聴した方がいいでしょう。

むしろ、そういった使い方をしないとせっかくかったプロジェクターが勿体無いっす。

明るい部屋と暗室の映像差を比べる

私の部屋は、明かりをつけた状態でせいぜい200lxしかないので、最近の明るいリビングに比べたらまだ暗い方でしょう。さて1000lmしかないプロジェクター(DLA-HD350)でどの程度映像はきれいに見えるのでしょうか。

マウスを乗せる前が「明るい部屋」、マウスを乗せた後が「暗室」です。

明るい部屋でのプロジェクター画質

画質がわるいっていうレベルではありません。『何かが映っている』というレベルのプロジェクター映像です。

やはり明るい部屋でプロジェクターによるホームシアターってのは無理があるでしょう。真っ暗にして見た方は何百倍もきれいに映ります。

最近では、こういった明るい部屋でも比較的きれいに見える『TH-AX200』などの機種がございますが、ただ明るい部屋では比較的きれいってだけでして、暗い部屋での視聴と比べると天と地ほどの画質差があります。やっぱりホームシアターの基本は真っ暗な暗室でしょう。

部屋の明るさでプロジェクター映像はどう変化する まとめ

プロジェクターによるホームシアターをきれいな画質で楽しむには、とことん部屋を暗くするに限ります。

いくら高いプロジェクターを購入したところで部屋が明るいとプロジェクター本来のチカラが発揮できず正直もったいない。無理な場合を除きホームシアターでは部屋を真っ暗にして映画を楽しむ事を強くおすすめします。

昼間ホームシアターを楽しむ時に大敵となるのが『Mr太陽さん』です。太陽光ってのは蛍光灯など比じゃなく曇り空でも25000ルクスというケタ違いの明るさをもってます。少しの光漏れでも部屋中を明るく照らしてしまうようなチカラをもっており非常にやっかい。もし昼間も映画を楽しみたいんだったら遮光カーテンなどで部屋の完全暗室化を狙っていくとよいでしょう。

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